ショーン・タン

『ロスト・シング』が日本で初舞台化、上演されました(2022年7月22~24日)。

2022年7月27日

お知らせ

アカデミー賞短編アニメーション部門受賞作の『ロスト・シング』が日本で初めて舞台化、2022年7月22~24日に上演されました。

プロジェクト・舞台『ロスト・シング』は、秋江智文さんが主宰して名の通り役者たちをプロジェクトとして集めて舞台化したもの。コロナ禍でしたが、中止することなく、かつ無事に盛況に舞台がつつがなく行われたことにほっとしております。

不思議な世界を存分に表現

「ロストシングに登場する生き物や世界を、「傘」や「紙」のみで表現することで、観客に自由に想像させていました。中には「影絵」や「パペット」もあり、創意工夫で活き活きと世界観が表現されていました。

ユーモアたっぷり、

原作に忠実な展開

役者たちが入れ代わり立ち代わり、くるくるとスピード感あふれる舞台。さらにシニカルでユーモアがたっぷりのセリフ回しで、子どもも大人も見飽きることがありませんでした。

舞台終演後には、ワークショップも行われました。

『ロスト・シング』の世界をたっぷり味わった後に、ワークショップも行われました。一枚の紙で好きなように「何か」を作り出す作業に、大人も思わず没頭。子どもたちはここぞとばかりに手を動かして身体も動いたりして、やはり子どもは天才!でしたね。こうして作り出された物体のうち、いくつかは次の舞台で実際に使われたりしたそうです。