ショーン・タン

奇妙だけれど、不思議と懐かしい。
どこでもないどこかを描く
唯一無二のアーティスト

ショーン・タン作品には
不思議なキャラクターが登場します。
ありふれた日常に溶け込むセンスオブワンダーが
あふれています。

NEWS お知らせ

PROFILE プロフィール

ショーン・タン

ショーン・タン

1974年、西オーストラリアのフリーマントル生まれ。
絵本作家・アーティスト。
不思議なキャラクターや独特の世界を描き世界的に人気の絵本作家、ショーン・タン。本国オーストラリアでは記念切手にもなるほど大人気の作家であり、米アカデミー賞短編アニメーション部門を受賞したオスカー像を持つ映画監督でもある。完璧主義で何年もかけて作品制作をするかたわら、気さくにサインもたくさんする人柄。2006年に発表された『アライバル』はアングレーム国際漫画祭最優秀作品賞を受賞、ショーン・タンの名前を世界に知らしめた代表作。さらに初めて絵と文章の両方を手掛けた絵本『ロスト・シング』を自ら監督し映像作品を2010年に発表すると、翌年の第83回アカデミー賞短編アニメーション部門を受賞。『遠い町から来た話』でドイツ児童文学賞受賞、アデレード文学賞最優秀賞受賞、アストリッド・リンドグレーン記念文学賞受賞と世界的な賞を数多く受賞して全世界で注目された。2011年に初来日。

WORLD ショーン・タンの世界観

代表作『アライバル』

代表作『アライバル』

2006年に発表された『アライバル』は文字のない、マンガのコマ割りも活用した、まるで映画のコンテを見るようなユニークな絵本です。見る人を虜にする、グラフィック・ノベルという新たなジャンルを築き上げ、世界に衝撃を与えました。制作に約5年の歳月を費やした超大作は、その独創的な世界観と表現方法で大きな反響を呼び、現在までに26ヵ国で刊行されています。日本では2011年3月に刊行され、震災後の不穏な社会で多大な反響がありました。翻訳家・岸本佐知子さんの帯文「翻訳したくて、翻訳できなくて、地団駄を踏みました」も話題に。

短編作家としての魅力

短編作家としての魅力

2011年秋、日本では2冊目となる『遠い町から来た話』(岸本佐知子訳)が刊行。一般財団法人大阪国際児童文学振興財団の招きで作家が来日し、多くの読者を獲得しました。タンの世界観がよく表現された短編15編が収録されています。中でも風変りな留学生との交流を描いた『エリック』はのちに独立した一作の絵本として刊行され、女優・石田ゆり子さんほか多くの著名人がファンになりました。

映像作品への展開

映像作品への展開

初めて絵と文章の両方を手掛けた絵本『ロスト・シング』もヘンテコなキャラクターが主人公です。社会のすみっこにひっそり生きる、捨てられたものたち、見捨てられたものたちへのまなざしがタンの魅力です。この作品を自らアニメーション制作して、オスカー受賞作家に。

MERCHANDISING マーチャンダイジング

マーチャンダイジング商品への展開

マーチャンダイジング
商品への展開

2021年、株式会社ほぼ日とのコラボレーション企画が発売されました。『アライバル』のイラストを使った手帳2種のほか、『エリック』が散りばめられた手帳カバー、そして『エリック』ノートや下敷きなどが展開。同年、ショーン・タンの絵を装画に起用した糸井重里さんの『かならず先に好きになるどうぶつ。』(小さいことばシリースズ第13弾)も刊行されました。

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PORTFOLIO 作品一覧

圧倒的な画力。
素晴らしい発想と展開の物語。
まったく新しいのに、
なぜか懐かしい。
ショーン・タンの世界へ、ようこそ。

本国オーストラリアのみならず、世界中にファンを持ち、各国で紹介されているショーン・タンの作品。言葉だけでなく、
絵が物語る彼の世界をたっぷりと感じて下さい。

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